Ubuntu(Xubuntu)を自宅サーバにすると言ってもそう簡単に行かない。なぜなら、インストール自体は必要なパッケージを選ぶことでインストールして各々の設定ファイルを修正したり追加記入することで良いが、ディレクトリーやファイルを管理者権限に変更するとかファイルによってはグループ化したりとか。。。参考になるサイトの大半がRedHat系なのでディレクトリーとかコマンドも違ったりで失敗しながらの作業だから参った参った。それでもUbuntuのディレクトリーの配置やコマンドになれてくると、作業も図かどるようになり海外の掲示板からヒントを得た設定を試したりで結構作業がスムーズになった。又、端末での操作だけでは疲れるので大きなファイルの場合は、管理者権限でUbuntu付属のMousepadをオープンして作業した。
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sudo 管理者権限 sudo su root権限 *端末を開き sudo mousepad 直接ファイルを指定してのオープン可 |
1.コマンド編
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sudo apt-get update パッケージlistの更新 sudo apt-get upgrade パッケージlistの更新 sudo apt-get install xxxx パッケジのインストール sudo apt-get remove or autoremove xxxx パッケージの削除 sudo apt-get purge xxx パッケージの完全削除 *Synapticパッケージマネージャでは視覚的にパッケージの削除。 |
2.ショートカット編
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Alt+F1 アプリケーションメニューを開く Alt+F2 アプリケーション実行ダイアログを開く Ctrl+Alt+矢印 ワークスペースを切り替える Ctrl+Alt+Dすべてのウィンドウを最小化し、ディスクトップ表示、ウィンドウの表示を戻す、を切り替える。 Alt+Tab ウィンドウを切り替える *作業中ショートカットを試す機会が少ない。 |
3.ディレクトリ編
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. 現在の作業ディレクトリ .. 作業ディレクトリの一つ上のディレクトリ ../..作業ディレクトリの二つ上のディレクトリ cd ディレクトリ名 作業ディレクトリを指定されたディレクトリへ移動 mkdir ディレクトリ名 ディレクトリを作成 rmdir -p ディレクトリ名 ディレクトリの削除(ディレクトリ以下にファイルが残っているとエラー) rm -rf ディレクトリ名 ディレクトリの削除(ファイルが残っていてもエラーにならない) rm ファイル名 ファイルを削除 cp 元ファイル 先ファイル 元ファイルを先ファイルへコピー mv 元ファイル 先ファイル 元ファイルを先ファイルへ移動(同じディレクトリ内ならリネーム) *最低限これだけは慣れ親しむことが必要! |
4.ファイル操作
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ls 作業ディレクトリ下のファイルとディレクトリを表示 ls ディレクトリ名 指定ディレクトリ下のファイルとディレクトリを表示 ls -l パーミッション、所有ユーザ、所有グループ、サイズ、タイムスタンプなども表示 ls -a .で始まる隠しファイルも表示 ls -R 下にある階層のディレクトリ下全部のファイル・ディレクトリを表示 *必要不可欠、作業中は常に操作! |
5.ファイル/ディレクトリ属性
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chmod o+x ファイル名 ファイルに所有者の実行属性を設定 chmod a+x ファイル名 ファイルにすべてのユーザーへの実行属性を設定 chmod 777,775,640,600 ファイルorディレクトリー以下のファイル全て chown ユーザー名 ファイル名 ファイルの所有者を指定ユーザーへ変更 chgrp グループ名 ファイル名 ファイルの所有グループを指定グループ名に変更 *「-R」ディレクトリ以下のファイル・ディレクトリの所有者を指定ユーザーに、所有グループを指定グループに変更 *何回コマンドを打ったかな? |
6. Optionとして
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rm * ディレクトリの全てのファイルを削除 ls a* 名前が a から始まる ファイルまたはディレクトリをリスト rm ????? ファイル名が5文字のファイルのファイルを全て削除 rm *.{jpg,png} ディレクトリ内のファイル名末尾が .jpg , .png のファイルを全て削除する。 *失敗できないので神経を使うからや〜めた! |
とにかく「独学で学んだ程度」の知識だったので最初のうちは戸惑うことが多かったけど、慣れてくると作業は数段と図かどるようになった。まぁこの程度の知識は当然なのかな?